不動産を売却する際には、不動産会社の仲介を利用するのが一般的です。
しかし、こうしたサービスを利用せず、個人的に親族へ売却しようと考えている場合はトラブルが起こりやすいため、注意しなくてはなりません。
そこで今回は、親族間売買とは何か、一般的な不動産売買との相違点や適正価格の決め方を解説します。
不動産における親族間売買とは
親族間売買とは個人売買の一種で、その名のとおり親族同士でおこなわれる取り引きのことを指します。
親族同士の売買ではみなし贈与が問題視されるため、この親族は民法上の親族のことではなく、相続の対象となる親族の範囲となります。
日ごろから交流のある親族間でおこなう売買は、安心して取り引きを進められる点や各段階で柔軟な対応ができる点がメリットです。
ただし、みなし贈与を疑われやすいことや、トラブルが起きやすいことはデメリットといえるでしょう。
▼この記事も読まれています
不動産の売買契約における手付解除とは?方法や仲介手数料は?
親族間売買と一般的な不動産売買の違い
親族間売買でも通常の不動産売買でも、その取り引き内容に大きな違いはありません。
しかし、親族間売買では、価格設定・税金の控除や特例・住宅ローンの利用に注意が必要です。
まず、みなし贈与を疑われるような、あまりにも低すぎる価格設定をする親族間売買があります。
時価の8割を下回るような安値での取り引きだと、贈与税の課税対象となる点には注意しましょう。
また、親族間売買では、居住用財産を譲渡した場合の3,000万円特例控除や、住宅ローン控除などを利用できないケースがある点にも注意してください。
さらに、資金流用がおこなわれやすい親族間売買では、住宅ローンの審査が厳しくなる点にも注意しなくてはなりません。
こうしたリスクを減らすためには、売買における準備や手続きは専門知識のある不動産会社へ依頼することが大切です。
▼この記事も読まれています
不動産の売買契約締結後の特約による解除方法を解説!
不動産の親族間売買で注意したい適正価格
親族間売買では、みなし贈与と判断されるような安値での取り引きは避けて、適正価格での売買をおこなわなければなりません。
この適正価格を決める際には、信頼度の高い不動産鑑定士に不動産の価値を調査してもらうのが良いでしょう。
また、過去の判例において路線価を基準とした判断が下されているため、路線価を調べたうえで取引価格を決めるのも1つの手段です。
いずれにしても、個人の判断で適正価格を決めず、不動産会社などの専門家に依頼してみなし贈与のリスクを減らしましょう。
▼この記事も読まれています
中古住宅の既存住宅売買瑕疵保険の概要と保険契約手続きの流れ

まとめ
親族間売買とは、親族の間で個人的に不動産を売買することです。
親族間売買は、安値での取り引きとなりやすい点や、住宅ローン審査が厳しくなる傾向がある点が一般的な不動産売買との違いです。
親族間売買では、みなし贈与を疑われないように、不動産会社など専門家へ依頼して取り引き進めることが大切です。
杉並区で一戸建てや土地をお探しなら、私たちT・Mホーム株式会社にお任せください。
お客様の理想にあった住まい探しをお手伝いさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓











